
「タイで美味しく食べられる野菜、カナー」
タイで「カナー」と呼ばれる野菜をご存知でしょうか?
タイ料理には欠かせない葉もの野菜の一つですが、調べると元々は地中海東岸地方が原産らしく、中東を経て中国大陸から華僑移民がタイに持ち込んだもののようです。
中国名は「芥藍(カイラン)」、英語名は「Chinese Kale」、日本名は「タマナシキャベツ」、「カランチョウ」と呼ぶらしいですが、今まで日本で聞いたことがありません。
見た目はほうれん草や小松菜みたいですが、キャベツやブロッコリーに近い品種とのこと。
確かに葉っぱ部分はキャベツっぽいです。
食べ方は一般的には油で炒めるのがポピュラーです。
「パッ・カナー・ムー・グローブ(カリカリ豚肉とカナーの炒め物)」は庶民食の超定番ですね。
最近、別の食べ方を教えていただきました。
野菜スティックのように、太い茎の部分を生で食べるのです。
早速、市場で買って帰り、自宅で試してみました。
氷で冷やし、マヨネーズや味噌を付けてポリポリと食べるのですが、これがまた美味!
そのままでは硬いので、さっと茹でるか、表面の皮を剥いだ方が良いですね。
ゴルフ場のレストランでも、言えば出してくれるので興味のある方は一度お試しあれ。
(注:確かメニューには載っていなかったと思います)
2016年12月19日(月) 長井