
「イサーンの地酒を飲んでみた」
前回お知らせした通り、怪しいイサーンの地酒(の素)を実際に飲んだ時のレポートをさせていただきます。
このお酒、調べたところ、「ラオ・ウ・カーオクローン」と言うらしいです。
先日、知り合いの2家族とタイ飯を食べに行ったときにこれを持ち込みました。
当然、我々日本人は誰もその飲み方を知りませんので、お店のタイ人に見せて教えてもらうことにしました。
ところが、店主らしきおじさんは「わからへん」と言うではないですか。
タイ人でもイサーン出身者以外は馴染みのないお酒のようです。
次に若い店員がやって来て、「俺にまかせとき!」とばかり、張り切って壺の上の布をはずし、封をしている石膏?をたたき割りました。
壺の中から現れたのは、なんと脱穀する前の米。液体は入っておらずアルコール臭が漂ってきました。
次に壺の中にビールを注ぎ込み、15~20分待ってから飲めと言う。
壺の中で米麹とビールが混ざり合って発酵するのではないかと思います。
若い店員が言うには、ビールの代わりに水を入れても大丈夫とのこと。
さて、次はいよいよ飲む番です。
普通は壺に直接ストロー(竹製)を突っ込んで吸うスタイルらしいのですが、今回は壺に布で蓋をし、その布で濾過してグラスに注ぎこみました。
さてさて、そのお味は?
思っていたよりまずくない。でも甘~い。日本酒の濁り酒や韓国のマッコリのような感じです。
でも、度数はかなり高そうなので、これはやばいです。
次に買ってまで飲むかというと・・・・うーん、それはありません(笑)
2017年1月16日(月) 長井