
「タイの移動販売車」
コンビニやスーパーマーケットの増加に伴い、年々少なくなってきてはいるものの、タイでは野菜などの食材を売る移動販売車はよく見かけます。
この移動販売車はタイ語で「ロット カーイ ガップ カーオ」と言います。
直訳すると、「食べ物を売る車」です。
タイ人が言うには、安くて便利なのでよく使うらしいです。
トラックに袋に入った野菜類が吊り下がっていますが、一袋20バーツ(約60円)とのこと。
きゅうりや、白菜、キャベツ、小さな茄子(グリーンカレーに入ってるやつ)が並んでします。
写真はピックアップトラックですが、他にオートバイタイプもあります。
恐らくその昔は天秤担ぎだったと思うので、着実に進化しています。
日本も私の子供のころは、タイと同じように移動販売車はよく見かけましたが、今ではほとんど見なくなりましたね。
でも、最近お年寄りが多い地域で復活の兆しありとのこと。
お年寄りにとって遠くまで買い物に行くは大変だからなんでしょう。
日本と同じくタイも高齢化が進んでいます。
一見時代遅れのような移動販売車、実はそうでもないような気がしています。
ITやAIなど最先端技術がもてはやされる時代、地域や年代によって便利は不便と感じることもあるでしょう。
近い将来、ロボットの売子が乗った自動運転式移動販売車が町を走り回ってるかも?
どうでしょうか?少し違うような・・・。
2017年1月30日(月) 長井