
「二日酔い、食欲不振は"おかゆ"が良い!」
東南アジアの食文化は中国の影響を強く受けていて、タイ料理も中華料理っぽいものが多く存在します。
おかゆもその一つで、タイでも朝食やちょっと小腹が空いた時によく食べられています。
タイで「おかゆ」といった場合、「カオトム」と「ジョークー」の2種類あります。
・カオトム:日本の雑炊に似たおかゆ、スープご飯
(店によってはご飯にスープをかけただけのお茶漬けのようなものもある)
・ジョークー:お米の粒がわからなくなるまでどろどろに煮込んだおかゆ
私がジョークーを食べるお店はいつも決まっていて、そこは豚ミンチを丸めて茹でたものが入っています。薬味のネギ、生姜を入れ、生玉子も入れてぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるのが一般的です。
お酒を飲みすぎた翌朝や食欲がないときは、胃に優しいおかゆが最高です。
先日、魚が入ったカオトムが地元で有名?なお店にに行きました。
有名と言っても、倒れそうな古い小汚い店で、普通の日本人はまず行きません。
具はもちろん魚が入っていますが、白身魚で生臭くないので大丈夫です。
魚は海魚でタイ語でイーシープラーと言うらしく、比較的大きな魚のようです。
スープは生姜とニンニクが入っていて、塩味が強かったですね。
お店のおばあちゃん曰く、「なくなりかけで煮詰まっているから」と。
それにしても塩辛い。
年中暑いタイでは、汗をかきますから、塩分補給には気を付けなければなりません。
ですから、これくらいは普通なんでしょうね。
でも、高血圧の人は要注意です。
2017年6月12日(月) 長井