
「タイのパイナップルはいろいろある」
タイはフルーツの宝庫です。南国の太陽をたっぷり浴びたフルーツは甘味が豊富で日本ではあまり見かけない種類も多いです。
その中で、日本でお馴染みのパイナップルもタイの名産で、海外にも大量に輸出されています。
さて、パイナップルといってもタイでも色々な種類があるようです。
先日、屋台で珍しい種類のパイナップルが売られていました。
会社のタイ人スタッフ曰く、これはタイ北部のスコータイ近くで収穫される品種だと。
見た目にはチョンブリやラヨーン産のものと見分けがつきません。
恐らく、カンバンに書いてあったから、タイ人もわかったのではないかと思います。
北部出身のタイ人スタッフは、これは甘みが強く、ラヨーン産のような酸味は少ないのが特徴だと言ってました。
ところで、タイのパイナップルの種類はどんなものがあるのでしょうか?
私が知っているのは2種類で、大きいものと小さいもの。名前は知りません。
「南国(タイ)の果物たち」という本で調べてみましたが4種類あるようです。
「プーケット」
名前通り、南部で栽培されている種類で、細長く大きく、茶色がかったオレンジ色
多汁質で甘く、良い香りがする
「バタビア」
一番パイナップルらしい形をしている。亀甲部は平らで見分けやすい種類。
産地は東部ではチョンブリー、ラヨーン。
私が住むシーラチャーで一般的に売られているのは、この種類ですね。
そういえば、「パタビヤ」というゴルフ場がありました。
「プレー」
形は小さく、黄金色。香りが強いが果汁は少ない。甘く、果肉は柔らかめ。
直径が7~8センチほどで丸っこい。
シーラチャーでもよく売られていますが、私は「バタビヤ」の方が好きです。
「ナムブン」または「ナーンレー」
形はまん丸で、亀甲門が飛び出し、冠芽がありません。
香り、甘みが強く、中心部の繊維は固いので食べません。
産地は北部のチェンラーイで5~6月が旬です。
この前のパイナップルはスコータイ近くが産地ということは、「ナムブン」か?
形的に違うし、「フアイムン」と呼んでたし・・・?
よくわかりません。
まあ、どれも美味しいからよしとしましょう。
2017年6月26日(月) 長井