
「タイで最近"メロン"がブーム!」
タイは皆さんご承知のように果物天国です。
マンゴー、ランプータン、マンゴスチン、バナナ、ドリアンなど種類も豊富で、日本では滅多に食べられない、南国特有の果物も多いです。
その中で、最近にわかに注目されているのが「メロン」です。
メロンはタイ語でも「メーロン」と言いますが、元々は「カンタロープ」と呼ばれ、露地栽培される果肉がオレンジ色で外皮がツルツルのもの(瓜)を指し、メロンとは違うもの。
今でははっきりと区別され、外皮に網目がついたもの「メーロン」と呼ぶらしいです。
タイ人の所得上昇、高級志向と相まって、このメロンがタイ人の間でも人気となり、農家もサトウキビやキャッサバからメロン栽培に切り替えるところが多くなったと聞きます。
バンコクから遠く離れた田舎町のシーラチャー界隈でも、自家栽培メロンを販売しているお洒落なカフェが何軒か出てきています。(キーワードはオーガニックとインスタ映え)
私も買って帰って食べてみましたが、なかなかのものです。(1玉-350バーツ/2.2kg)
お客様にいただいた欧州土産の生ハムをのせて「生ハムメロン」にしてみました。
きりっと冷えたスペイン産ワインと一緒にいただきましたが、気分はもうヨーロッパ(笑)
この話をM社のHさんにしたところ、「ビニールハウスで栽培しているところを知ってるよ。
そこのメロンは安くて美味しいから一度行ってみたら?」と。
善は急げということで、場所を聞き早速行ってみました。
2棟並んだビニールハウスの前にテントが張られ、そこが販売所、いわゆる直売所でした。
おばあちゃんが一人で店番していましたが、いつもは息子と孫が居るとのこと。
孫は約2年間日本に行ってメロン農家で修業したとかしないととか?
さて、メロンの品種は3種類あって、日本語っぽい変てこな名前が付けられていました。
看板のタイ文字ををローマ字に置き換えてみると、値段の高い順に①「Chisuooka」、②「Khimooci」、③「Kriin net」となります。
(1kg 当りの値段:①-300バーツ、②-150バーツ、③-120バーツ)
この変な名前は、タイ語の発音を考えると①「静岡」、②「気持ち」、③「グリーンネット」となるのではと、勝手に推測しました。
静岡はメロンのハウス栽培日本一、グリーンネットはメロンの色と網目を連想させる、ということで合ってるように思いますが、②の「気持ち」は???です。
タイ人の発音を聞くと”キムチ”としか聞こえない・・・。
誰か知っている人いませんか?
それはともかく、一番高いのと一番安い2品種を買って味見してみることにしました。
少し硬いので、完全に熟れるまで、後4~5日待ってみます。
さて、そのお味はいかに!?・・・楽しみです(ワクワク)。
2018年10月29日(月) 長井