
「海外では七味唐辛子はNANAMI TOGARASHI」
先日、ふと七味唐辛子の小瓶を見るとパッケージに「NANAMI TOGARASHI」と書かれてありました。
「しちみ」ではなく、「ななみ」です。
これは発見!とネットで調べてみると同じように思った人がたくさんいるのか、書き込みを多数見つけました。
いろいろと書かれていましたが、結論は「「外国人にとっては、一味(いちみ)唐辛子と七味(しちみ)唐辛子の発音が混同するということで、英語表記でNANAMI TOGARASHIとしている」とのこと。
(ちなみに、S&BはNANAMIを使っているが、ハウスはそのまま SHICHIMI)
さて、ここで別のところで疑問を感じました。
なぜ、数字の7を日本語では「なな」と「しち」と2通りの読み方をするのだろう?
「そんなことどっちでもええやん、その時の雰囲気やし・・・」
でも、やっぱり「ななみ」は違和感あるわなと、ついでにネットを検索してみました。
「しち」は音読み、それに対し「なな」は訓読みです。
数字は基本音読みですから、訓読みの「なな」はどうしても違和感があるのでしょう。
訓読みで、ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ななつ、なら違和感はないですが。
こんなことも書かれてありました。
1~10を声に出して読んで下さい。その後逆に10~1を声を出して読んでみると、7の読み方が自然と違っていることに気付くと。
1、2、3、4、5、6、7(しち)・・・・
10、9、8、7(なな)・・・・
確かにそうですね。
日本語は言葉の「おと」が心地よいかどうかにとても敏感な言語のようで、前後の音とのつながりの関係で、心地よい音を共通認識の元に使い分けているとのこと。
いやー、日本語は難しいですね!
でも、ここは異国のタイです。
私にとってはタイ語の方がやっぱり難しい(笑)
2021年2月2日(火) 長井