
「インドネシアでジャコウネコ コーヒー買ってみました」
前回に引き続きインドネシア編-第三弾!(これで打ち止めです)
いきなりですが、インドネシア産で有名な「ジャコウネココーヒー」をご存知でしょうか?
「コピ・ルアク」と呼ばれていますが、ジャコウネコの糞から生み出された希少性の高い高級コーヒーです。
「えー!動物の糞がコーヒー?」というわけではなく、ジャコウネコが食べたコーヒー豆が腸内の消化酵素によってコーヒー内のアミノ酸が分解され、苦味が消え、独特な香りを生み出すらしいです。
その糞の中の生豆をきれいに洗浄して乾燥させ、焙煎したらコピ・ルアクの出来上がりという訳です。決して糞まみれのコーヒーではありません(良かった、良かった)
ちなみにジャコウネコはコーヒー豆しか食べないらしく、しかも美味しい豆だけを選んで食べるので厳選されたコーヒーが出来るのだとのこと(本当かなあ?)
写真はジャコウネコのほっかほっかの出来立て糞です。
以前訪れたフィリピンでジャコウネココーヒーに出会いましたが、恐らくバッタもんです。
今回本場のインドネシアのお店で、しかもジャコウネコも飼われていたので間違いないと思います。
お店で試飲してみましたが、苦みが強い濃厚な印象でしたね。
私個人的には酸味がもう少し強い方が好みですが・・・でも美味しかったです。
お値段は高かったですが、奮発して自分用とお土産用に結構な量を買い求めました。
タイに戻って、こだわりの違いの分かる友人に渡しました。
後日、彼から「コーヒー淹れたら、その香りに引かれて飼い猫が集まって来た」と聞きました。
ジャコウネコは生物学的にはジャコウネコ科で猫ではないのに何故?不思議です。
これは”マタタビ”コーヒーですね(笑)
インドネシアは面白いのでまた行ってみたいです。
次はラオスかな?
(2024年2月6日 長井)