
「京都だよ、全員集合!」
先日、身内が京都に全員集合しました。
きっかけは、息子のお嫁さんの一言でした。
「娘はまだお墓参り出来ていないので、今は亡きお父さん、お母さんに紹介したいです」と。
良く出来た嫁さんです。
確かにそうだと思い、お墓のある京都に全員集合しようと計画を進めたのでした。
私の出身地は和歌山で、今の日本の住所は広島です。
普通は和歌山か広島にお墓を持つのでしょうが、子供たちが集まりやすい場所が良いと考え、最終的にご本尊がある京都の「大谷本廟」に墓を持つことにしました。
屋内で冷暖房完備、蚊に噛まれることもなく快適です。また、寺社内はいつもお経が聞こえてきて父母も寂しくないでしょう。
京都なら新幹線もあり交通の便も良く、仕事や旅行のついでに立ち寄ることも出来ます。
また、和歌山の親戚にもご本尊なら納得してもらえますからね。
さて、今回集まったのは4家族の総勢11名です。
息子家族は横浜、娘家族は広島、弟夫婦は和歌山、私たち夫婦はタイからと、皆それぞれ土曜日の夕方に現地集合です。カメラマンの大亀さんも西ノ宮から来ていただきました。
大亀さんは長年長井家の写真を撮っていただいていて、もはや長井ファミリーですね。
ちなみに、毎年恒例のお客様へ配布するカレンダーも彼の作品です。
今回の宿は広い平屋の一軒家を借り切りました。敷地面積-600平米。
部屋が四つ、お風呂三つ、トイレ三つ、キッチン、なんと日本庭園までありました。
宿代は高めですが、全員一つの場所に集まれますし、頭割りにすると結構お得です。
晩御飯は近くのスーパーで総菜を買って来て広い座敷で大宴会です。
孫たちも広い敷地内を走り回って大はしゃぎ、それを見ながらの酒盛りは日頃溜まった疲れを癒してくれました。
翌朝、少しお酒が残っていましたがタクシー3台で大谷本廟へ。
お坊さんにお経を唱えてもらって、亡き父母へ孫娘の紹介もできました。
きっと父母も喜んでいることでしょう。
墓参りの後、京都駅で解散し、皆がバラバラに帰途についたのでした。
「皆が集える場所」、これが京都にお墓を持った一番の理由です。
これからもファミリーイベントとして定期的に京都全員集合は継続したいですね。
次回は京都観光でお寺巡りも考えてみますか。孫は嫌がるだろうな・・・(笑)
(2024年10月7日 長井)