
【タイに長く居ながらタイ語が全く上達しません】
タイ語は難しいです。と言うか私にとって外国語は全て難しい。
「長井さん、タイ長いですよね。タイ語も問題ないんでしょう、羨ましい」と言われることがあります。いつも、「いやー、カタコト程度ですけどね」と苦笑いしながら答えますが、謙遜ではなくほんとカタコなんです。
能力的にはタイ駐在始めた頃と何も変わっていない、むしろ退化しているかも知れません。
実は今でも一週間に一度、1時間タイ人の先生に自宅に来てもらってタイ語の勉強をしています。かれこれ10年ぐらい続いています。
始めたきっかけは通訳が続けて辞めてしまったことです。
2011年4月にタイで会社立上げ時、採用した日本語が出来るベテランマネージャーが、一度も出社せず。慌てて次に採用したマネージャーが2日で無断欠勤、そのまま退職。
最初に採用した新卒の若い女性タイ人(通訳兼務)も2年半で退職、次に採用した通訳も半年経たずに辞めてしまいました。さすがにメンタルやられましたね。
そこで、「通訳採用で悩むくらいなら、自分がタイ語が出来るようになれば良いんだ」と考えたことがきっかけでした。なんと安易な発想でしょう。
自身の能力をわかっていない、今から思うと愚かです。でも当時はとにかく何とかしなくてはと思ったのは確かです。
何か国語も喋れる人が居ます。留学したり語学学校通ったり本人の努力はもちろんですが、元々”語学脳”が備わっているのではないかと思ってしまうのです。
私は中国の駐在経験があります。中国語もタイ語以上にカタコトですが複数の言語が頭の中に入っているとごちゃごちゃになり、急に英語で話しかけられてもタイ語が出てしまいます。
中国駐在時代は英語に対し中国語で反応していましたね。
脳が日本語以外と認識した時、直近一番多く使っている外国語に反応する?(勝手に推測)
一方いわゆる”語学脳”を持つ人は、脳の中の引き出しが区分されているので間違えることはないのではないか?(これも勝手な推測)
ここまで長々と言い訳して来ましたが、結局のところ努力が足りないだけなんです(反省)
異国で仕事、生活させていただいていることに感謝!
引き続き頑張ります。何を?(笑)
(2025年6月7日 長井)